黒猫ちゃんの憂鬱5






っていうか2ヶ月此処に居る間体育祭終わるんですけど!?





まぁいっか。





どうせリレーに出ろとか言われて疲れるよりものんびり・・・





バンッ




は!?





『おい!刺されたって聞いたけど大丈夫か!?』




慌てて病室に入ってきたのは來だった。





「いや、まあ?・・・・・・大丈夫だよ、多分」




『多分だぁ?お、っ・・・なんだ?』




何かを言おうとしたが、來の携帯が鳴った。




『ちょっとごめん。・・・あー、はい?そんな早く?・・・・・・あぁわかった』



行く、と一言來は言うと走って行ってしまった。





・・・嵐のようだった。