黒猫ちゃんの憂鬱5






モエSIDE




サクヤと一緒に壁にもたれ掛かっている。





個室の病室から響く音はリップ音や声。





静かになったと思ったら、すぐにクスクスと笑う声が聞こえた。






「心配なかったみたいだね」




『あぁ。』





「ジュース買って行こーっと・・・」





『おー・・・』







良かったね、ツキ!






モエSIDE終