黒猫ちゃんの憂鬱5







「・・・五月蝿いな」





ベッドの上に膝をついて、ヒロと目線を合わせて首に腕を絡める。







そして私はヒロにキスをした。






何度も角度を変えて、噛みつくようなキス。






キスをしていても私の涙は止まることはなかった。






いつの間にか、ヒロの手は頬から腰回りに移動していた。