私は一人歩いた。





静まってる中、私はその場でこける。





ズサッ




『つ、っ』



「いいからっ。大丈夫、だから・・・」





カエデの声をさえぎりながら、また立つ。





そして背中に痛みを感じながら走った。





「っのやろっ・・・」






どんっ




困惑の表情を浮かべ動かない若頭を抱きしめ同時に倒れる。






「は、っ。アンタ、さ。若、頭・・・なったばっかりだろ?」




『な、んで知ってるんだよ!?』