黒猫ちゃんの憂鬱5






急がなきゃ。






ヤられる・・・。





若頭が走り出す。




私もヒロに向かって走り出した。






『ツキッ―――――――ッッ!!!!』








固まって私を見ているヒロ。





その表情は驚いているようで






勢い欲ヒロに抱きついた。






イヤ、とまれなかったのもある。







少し涙が出た。