黒猫ちゃんの憂鬱5




『うん。それ聞いてよかった。じゃあ銃が出たらこっちも出す。それまではがんばろうかな』






「うん。ごめん、何か」





『いいってー。じゃ、下頼むわー』




「うん」






手摺のしたを見る。




毛布があるからいいか。






スッと手摺を飛び越え、下に降りる。






どう?





結構いい見せ場じゃない?





「うちの子いじめないでくれる?」





ガンッ