黒猫ちゃんの憂鬱5





『ツキ、頼む。話がしたいんだっ!!』




ツキに問いかける男。




というか誰だこの男。





名前すら知らないんだが・・・。




『・・・』



『ツキっ・・・!!』




『・・・俺がツキとの通訳として入る。それなら良いだろ?』





カエデ・・・?





アイツ本気で惚れてんな・・・。






まぁ俺もだけど?




いつもヘラヘラしてるけどさ。





好きな女が泣いてるんだぜ?




そりゃ助けるだろ。