「はぁ?えっ、って何だよ?ツキがないてるのお前の所為じゃん。ふざけんな」
少し手に力を入れる。
『な、だって私、ヒロトと一緒にいただけじゃんっ!!』
「ふふん。一緒にいただけ、かぁ。つーかお似合いなんじゃないの?あんた等」
『ツキ帰ろう』
カエデがツキに呼びかける。
ツキは泣くのに必死なのか反応が無い。
「本当はつきに忘れてた携帯を渡しに行こうと思ってただけなんだけどなぁ」
『ツキと話させてくれっ!!頼む、』
「出来ないな、それは。まずツキ自身しないと思うけど?」
浮気、ねぇ。
馬鹿なことしたなこの男は

