黒猫ちゃんの憂鬱5




「じゃあ。遠慮なく聞くけど、何で相談相手なだけに倉庫居れてんの?」





必要ないと思うんだけど。






『相談のってくれたから・・・何かしてやるって言ったら一回だけ倉庫行きたいって言われた』





その言葉を聴いた時、俺は





「はっ?はは、はははっ。ふはっ、ははっ!!」






思わず笑ってしまう。





『は?お前、何笑ってんだよ』




冷たい言葉を聴いた瞬間、俺は笑いをやめた。






『っ・・・』





真顔になった俺をみつめて、あいつは何かを言いたそうだ。








「お前さ?それでも総長かよ?そんなことで倉庫入れていいと思っちゃってんの?」