黒猫ちゃんの憂鬱5





『ほら。だったらさ、俺だってツキが組長だとしても手伝・・・』




「やめてよ」



『は?』




「やめてっていってんの!」




危険に巻き込んでしまう・・・。





それに№4からも6からも挑発を受けてる。





ヒロを巻き込んでしまったら・・・悔いが残ってしまう。






『何だよそれ。俺が弱いって言いたいわけ?』



「違うっ。ただ、関わって欲しくなくてっ」




『役に立たないって言ってんのと同じだろ!!』



「役に立たないなんて言ってないじゃんっ!!私は、私なりにっ」





考えていた、だけなのに・・・




失うのが、怖いよ・・・