「この子が苦しんでるのに、楽しそうに愛する人に笑顔を向けて、幸せそうに暮らしてる!この子だけ苦しんでるのが許せなかったのよ!この子が目を覚ました時、綺麗な子はこの子だけでいいの」 「そんな理由でッ」 思わずヒツキを刺激してしまう言葉を口にしてしまった。 ヒツキは無言でトリガーを引いた。 部屋に銃声が響く。