文月は真栄城を殺していないのに、文月は執行人に殺された異例の出来事として、何か事件の鍵が隠されているのではないかと考えられた。

文月の友人の君島蓮と真南眞一郎は再事情聴取を行い、文月の自宅調査が行われた。

僕と火茂瀬、執行人チームとして白城が文月の自宅に向かった。

自宅には何も無かったのだが、火茂瀬の貰ったカードをゴミ箱に捨て、文月が貰ったカードとして白城に発見させた。

もちろん指紋は消してある。

そのカードからは微量だが、催眠薬が検出された。

香水に紛れさせ、誘導しやすくさせたのだろう。

3日間、BARの調査を行ったフリをして、歌姫の存在や噂がある事を白城に報告した。

それにより、正体不明の歌姫を重要参考人として確保する事になった。

「本当にお前らだけで平気か?操られたりしないか?」