そして桑月は痛みに耐え切れず気を失った。 「男は弱いねぇ」 最後の左手の小指を折ると、痛みによって意識を戻した。 「んんんッ……んッ……んんッ……」 桑月は頭をもたげ自分の両手を交互に見つめる。 俺は容赦なく両手首を折ってやった。 残りは両肘と両膝、首の五ヶ所。 桑月は涙と唾液と汗で顔がぐちゃぐちゃになっている。 「手の方は完了。次は?」 『痛くて気を失って、肘の痛みで起きたの』