『やめろっ!離せよ!』
俺は必死で逃げようとするが
桐斗に力でかなうはずがなかった・・・
桐斗が顔を近づけて言う
『離さない・・・』
『はっ?』
『この手を離したら君はまた
逃げるでしょ?だから…もう、離したく…ない。』
また?
前にもこんなことあったか?
なんか悲しそうな顔をしてるようにも思うが…
はっ!
同情してる場合じゃねぇ!!
とにかくこの状況を早く何とかしねぇと…
まじで掘られる!!!!
『あー、えっと、お前が言ってることちょっと
わかんねぇけど、もう逃げねぇからこの手
離してくんね?』
『嘘だ!そうやって俺をまた騙してまた
逃げんだろ…』
うーん、なんかカオスになってきてね?
ある意味ホラーだろこれ(笑)

