え?え?なんで?
・・・
まさか
コイツに好きとか言われたから?
いやいやないないない
それは絶対認めたくねぇ
あ、そっか俺、今まで好きとか言われたことないから
男でも無意識に反応しちゃうんだな。
俺ってばっかだー。てへ☆彡
じゃねーーーーーーーだろーーーーーーーーがーーーーーーー!!!!!
いくらなんでも男に照れるってなんだよ!
しかもよりによってコイツかよ!!!
ないわー!まじないわ自分…
とにかくこの顔を絶対、桐斗に見られてはダメだ
誓ったぐらいじゃなにしでかすかわからん。
早くなんとかしないと…
ん?てか、もう道ふさがってねーじゃん
よし!これなら行ける!
桐斗は今落ち込んでんのかしらねーが
顔を下に向けてるから大丈夫だ…
ゆっくりと…
慎重に…
バレませんように…
歩き出そうとした瞬間
『?』
桐斗が顔をあげトイレから出ようとした
俺に気づいた
『海麗?』
?!
『ひゃ、ひゃい!!』
やっべ!気づきやがった!
しかも変な声出たし(汗)
まずい、これで顔見られたら
終わりだ…

