「BL?」俺ってやっぱイケメンじゃね?



『えー、でも、正直さぁ海麗ドキッっとしてだろ?』


違う意味ならドキッとしたぞ


『お前なんかにするかよ』


『っま、俺はしたけどな!にひひ』


『そーかよ』

俺は興味持たないまま
朝配られたティッシュで涙を拭こうとしたら


『あ!まだ拭いたらだめだって!』


『はっ?なんで』


『写真撮れてねーもん✩』


そうゆうと、桐斗はケータイを取り出した


『撮らせねーよ、ボケ』

その言葉を口に出し一瞬で涙を拭いた


『あーーーーーー!海麗の…泣き顔が…』


桐斗は床に膝をつけ
激しく落ち込んだ


『ざまぁみやがれ。』

俺は、たった涙を拭いただけなのに
ものすごく清々しい気持ちになった


『てか、俺の泣き顔を撮って何するつもりだったんだ。言え。』


俺は桐斗の腹を軽く蹴った

・・・いじめじゃないよな?


しかし桐斗は腹をおさえながらも


『Sな海麗も可愛い♥』


・・・

コイツ、死んでくれねぇかなぁ…