春だ。

ついに来た・・・
俺の青春が始まる時が。

俺は主人公だ
というわけで自己紹介をしておく。


名前は氏原海麗(うじはらかいり)
今日で高校一年生、歳は15
身長は185ぐらいだと思うが正確にはわからない(´・ω・`)しょぼん
体重はシークレットだww
ちなみに顔は自分でいうのもなんだがそのへんにいる男どもよりはイケメンだ。


この完璧な体を持ちながら←えっ?w
俺には一つ欠点がある。
それは・・・



『氏原くーん!』 


「はっ、はい!」


『これ、一年代表で読むやつだから渡してくれって先生に言われて持ってきたの。はい。』


そう、俺は高校入試でも学年トップだったのだ。


「あ、あり…がとうございます。」

『うん!じゃ、また教室で!』


パタパタパタ・・・


彼女は照れながら走り去って行った。
そりゃそうだ俺と喋ってたら誰だって赤面になるさ。
しかし・・・
今は俺のほうがもっと顔が赤いと思う。
そう、実は俺は


「女の子に弱いんだぁああああああ!」



「ちょっと何あのこー」

「ねー、イケメンなのに残念な人ねw」



はっ!
周りから痛い目で見られているのがわかる・・・
ダメだ、いつもの調子に戻さないと俺のスタイルが崩れる。
「と、とりあえず女の子を避けて教室へ行こう。」
その場から動こうとした瞬間、

ドンッ!!