そんな考え事をしている間にもう行く時間だ。


本当に時間とは残酷だ。


「行ってきます」


何かが心にズシリとあるようで、学校に行く足が重たい。

私は毎朝友達と待ち合わせしている。
正直一人で行きたい。

***

「待たせてごめんね」

ほんの2~3分待たせただけで、謝らないと怒る。

こういうことがめんどくさい。

それから他愛もない話をして学校に
行く。

***

学校に着いた。