俺が返事をすると、双葉は嬉しそうにこう言った。 「じゃあさ、明日は水族館に行こう!!」 「そうだな」 少しでも、双葉の中に楽しい思い出が残るのなら・・・。 俺が返事をすると、双葉はうれしそうにはじゃいだ。 そんな双葉を追いかけるように、 俺はオレンジ色の道を歩いていった。