『明日』~隣のキミへ~




「ありがとうございましたー」



クレープを両手で持ち、美味しそうにクレープを頬張る双葉。



「ありがとね。妬馬」



「ん?別に大した事じゃねーだろ」



「でも、ありがとう」



双葉は、笑顔を俺に向けた。



その笑顔は、
雲ひとつない晴れ渡った空みたいだった。