双葉は、少し機嫌が悪くなったみたいで 頬を膨らませていた。 「しまった」と思い、近くにあったクレープ屋を指差す。 「あそこで、クレープ食べようぜ」 「いいの?」 「あぁ。今日は俺のおごりだ」 「やったぁ!!」 双葉は、駆け足で店に近づいた。