なんやかんやで、日が暮れた。 「もうすぐ花火の時間だね」 「あぁ」 「どこで見る?」 「ん~・・・」 「あ、そうだ。妬馬いい所、思いついたよ」 双葉はそう言うと、俺の手を引いて真っ直ぐ あるところに向かった。