「あれ、誰が提案した?」 「彰」 「あいつどこに行ったかわかるか?」 そう聞くと、双葉は窓の外を指差していた。 その先には、クラスの奴と一緒に帰る彰の姿。 「すぐ戻ってくるから、ここでまってろ」 双葉にそれだけ言うと、彰の下へ全力疾走した。 「彰!!!!!」