いきなり大きな声で起こされたからビックリした。 「あれ」 双葉はそれだけ言うと、黒板に向かって指差した。 「何あれ・・・?」 「明日のクラスの出し物」 「いや・・・それはわかるんだけど」 黒板に書かれていたのは、 『メイド&執事喫茶―ただし、妬馬はメイド』