「彼女の顔を忘れたわけ?」 「いや・・・そういうわけじゃ・・・」 やばい。 双葉を怒らせちまった。 「問答無用!!!」 胸倉と腕を掴まれ、そのまま俺は宙を舞った。 視界は反転して、目の前に一ヶ月前とは違う青空が見えた。