ペアネックレスをつけて、再び町を歩く。 公園についたころには、もうすっかり日も落ちていた。 「やっぱここから見る星空はいいね~」 「だな」 二人でベンチに座り星空を眺める。 時折見える双葉の顔は、どこか寂しそうだった。 そんな時、双葉の口が小さく開いた。 「ねぇ、妬馬・・・」