『明日』~隣のキミへ~




数分後、片手に小さな紙袋を持った双葉が店から出てきた。



「お待たせ」



「じゃあ、行くか」



「あ、待って!これプレゼント」



そう言って渡してきたのは、小さな紙袋。



双葉からそれを受け取って中を開くと、土星の装飾が施されたネックレスが入っていた。



「私とペアルックね!」



嬉しそうに笑う双葉を見て俺も嬉しくなった。