「汗かいてるの?」



「あぁ・・・ちょっと暑くて」



どうやら双葉に汗を拭っている瞬間を見られていたらしい。
これは、まずいな・・・。


「でも、この部屋冷房効いてるでしょ」



「それでも暑かったんだ」



「なら、温度下げようか?」



「いや、いい。お前が風邪引くといけないから」



「・・・わかった」



なんとか誤魔化してその場をしのぐことができた。