「双葉。起きろ」 「ん・・・」 目を擦りながら、まだ眠そうな顔をする。 「ここどこ?」 「俺のお気に入りの場所」 今いるのは、家から少しはなれたところにある公園。 ただ他とは違うのは、 丘の上にあって街を見下ろすことができるというところ。