『明日』~隣のキミへ~




ヒールを脱いで素足を見た。



酷いな・・・。



予想以上の靴擦れだった。



見ているほうも痛い。



しかし、まだ目的地までは距離がある。



俺は、双葉に背中を向けるようにしてしゃがんだ。



「乗れよ」