水族館から歩いて数分たった。 「どこまでいくんですかー妬馬さーん」 「内緒ー」 チラッと横目で後ろにいる双葉を確認すると、 先ほどよりも歩くペースが落ちている。 顔色を見ると、何かを必死に耐えているようだった。 まさか・・・靴擦れか? そういえば昨日も慣れないヒールを履いていて、 今日も・・・。