空歌 -そらうた-







見るとそこには
真っ青な顔で過呼吸気味になっている
震えた優音が
びっくりしている龍空幹部に囲まれていた。

「だいじょぶか!?深呼吸しろ」

俺は優音を落ち着かせようとする。

「俺らがいるぞ。もうあのときとはちがう 。」

悠も優音に声をかける。

『はあはあ、はあ、はあ‥。』

優しく優音の背中をなでたら
優音は少しずつ落ち着いてきた。


『な、んでいるの』

少し苦しそうな優音が
心底不思議そうに俺らに訪ねた。


「なんか嫌な予感したんだよ」

悠が優音の頭を撫でながら言う。

「こーゆーときの悠の予感は当たるから。」

だから急いだんだよ。

『走って、来てくれたんだね』


そういわれて、自分が汗かいていたことを思い出す。


「「ゆうねのためだから」」


俺らの一番大事な女の子。

大切な大切な宝物だから。

嬉しそうな優音を見るのが、
一番嬉しい。

よかった。