空歌 -そらうた-







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次の日。



ピンポーン


チャイムが鳴る。

こんな早くに誰かしら?
今日は土曜日で学校休みなのに‥


ピンポーン


『でるわよ‥』


ピンポーン


ポチッ
画面下の通話ボタンを押した。

『誰ですか?』

「優音、おれ。」

『遼にぃ!!入って!』


ガチャ‥

ドアをあけて遼にぃが
入ってくる。


『いらっしゃい』


遼にぃといると自然と笑顔になる。

遼にぃと悠兄ちゃんは
私が唯一心を許せる人達だ。


「ほれ、ケーキ持ってきたぞ」

『やったあ!遼にぃありがとう!』

ケーキの箱を持ってルンルンな
私を見て、遼にぃが優しく笑う。


『今日はどうしたの?』

「ん?ひまだったから優音とデートしようかなあって思って。」

いとこ同士でデートなんて、

遼にぃはおもしろいわね

『ふふ、いいわね、行きたい。』

「よし、決まり♪おしゃれしてこい!」

遼にぃにリビングから
おいだされて
私は自分の部屋へと向かう。