「俺らからもようこそ。」
尚が優しく私に笑いかける。
「優音ちゃん、もっともーっと仲良くなろうね!」
利汰がちょんまげにしている
前髪をぴょこぴょこさせながら
私に笑顔をくれる。
「オマエこれからもここにいろよ」
いつも口喧嘩ばかりの桐也も
ぶっきらぼうに言うが
その目はとても優しい。
「姫〜ケーキバイキング一緒にたくさんいこうな?」
想も色気抜群の流し目で
私に甘い誘いをくれる。
「優音ちゃんいないとさみしいですからね」
流風もメガネごしに優しく微笑む。
『ありがとう、みんな』
大好きだよ。なんて
告げたら離れ難くなるから言えない言葉を
そっと胸の奥にしまいながら、
私はみんなにとびきりの笑顔で返した。
