空歌 -そらうた-





『ぇっとね、うちのクラスの担任。』


「はぁ!?」

ぇ、ちょっといきなり
大きな声出さないでくださる?

バイクから落ちるとこでしたわ。


『なんでそんな吃驚してるの?』

「だってあの鬼の悠先生だろ?」

『ぇー、優しい』

「ありえねぇ‥」



どーやら悠兄ちゃんは
恐れられてるらしぃ。

『悠兄ちゃんはね、遼にいの親友。』

「‥そうか。ついたぞ。」


そんな話をしていたら
着いたらしい。



『‥こんなのあったの?』

私は吃驚した。

だって





なんかすごいキレイ。

旧校舎とは思えない。
普通に学校でもいけそうな感じ。


「おれらのたまり場は生徒会室だ。」


『ほう。』



とりあえず尚の後ろをついていく。



階段を上がって、左に曲がって、
また階段を上がって、
右に歩いて‥

その突き当たりで尚は
立ち止まった。





「ようこそ」





尚が、扉を開けた。