空歌 -そらうた-





「んじゃ行くぞ。」


無数にあるバイクの中でも
一際目立っている5台に
それぞれ乗る。


『‥私どこ?』


免許持ってないから
運転できませんけど‥

「優音ちゃんは尚の裏でしょー!仮にも尚の恋人なんだし!」

利汰が尚を指す。


『‥いい?尚』

「ああ、乗れ」


私が尚の裏に乗ったところで
それぞれエンジンをふかす。

ドゥルンドゥルン‥



エンジン音を聞きつけて
多くのギャラリーが窓から
覗いている。





「行くぞ。」

尚のその一言で
五人はアクセルを踏んだ。