空歌 -そらうた-








『そうよ。いとこ。』

もう一度わたしは念をおす。


そして遼にいを見上げたら
すごく真剣な顔をしていた。


『遼、にぃ‥?』

私がつぶやくと、遼にいは
私の頭を撫でてくれた。

「お前ら優音を護れるのか。」

遼にいが龍空に問いかける。

「はい、必ず。」

みんなも真剣な顔で答える。

「こいつを護るには覚悟が必要だ。」

覚悟‥まあそうだよね
私、普通の子と違うもの。

果たさなきゃいけない約束も
みんなと離れなきゃならない
未来もある。




あぁ、私なんでケーキに
負けたんだろ‥