しばらくして
利汰が帰ってきて、
暇しているわたし達に
提案した。
「ねえ!カラオケ行こうよ!!」
…カラオケ、か。
「いいじゃねえの行こうぜ利汰きゅん」
「ぇ、なにその呼び方。気持ちワル」
案外ノリノリだったのが想で
それに利汰が引き気味だ。
笑える。
「尚、どうします?」
「どっちでもいい」
…ん?
尚の頭が揺れてる
…船こいでんのか
『なーお。』
軽く尚を揺さぶって
夢の世界から連れ戻す。
「ハッ」
『どうしたの尚?』
「利汰がまんじゅうに食われてた」
「「「「『は?』」」」」
どうやら尚は夢の世界で
大変だったらしく
「利汰、無事か?あんこついてないか?」
「尚こわい」
しきりに利汰の心配をしている。
『フフっ』
あぁ、おかしい。
「そんなことより、カラオケ早く行こうぜ〜」
よっぽどカラオケに行きたいらしい
想のひとことで
わたし達はカラオケに向かった。
