空歌 -そらうた-




想side


「ん‥」

ふいに目が覚めた。

周りの龍空メンバーは
寝静まっていて、
物音一つしない。

それにしてもいい寝っぷりじゃねえの。

利汰なんて腹だしてやがるしよ〜。

そっと毛布をかけてあげた。



見渡して、ふと気づく。


優音がいねぇ。



ちょっと探してみよ〜かね。



よっこぃしょ、とつぶやいて
足音を立てないように
そっと起き上がり、部屋を歩く。


‥ヴ-‥ヴ


バイブレーションの音が聞こえる。
きっと優音だと、俺は直感した。


そっと音の出る方へ
近づくと‥ いた。