空歌 -そらうた-






ーーーー二日後ーーーー



朝8時。

カンカン照りの太陽が私を焦がそうとする
みたいだ。

『暑‥』

今日もみんなバイクで行くらしいので
私は尚のバイクの裏に乗ることになった。

利汰は乃亜たちを送り届けに行って、
みんなと戻ってくるらしい

ちなみに今回の海は二泊三日らしい。


私にとっては、"あの時"以来初めての海だ。


私は今日はマキシ丈の花柄ワンピに
カンカン帽という姿。

バイクに乗るけど、まあ気にしない。




5分後

ブォンブオオォン

5台のバイクが私のマンションの前に停車した。




『おはよ、みんな。』

「はよ。」

「優音ちゃんと遠出は初めてですね。」

「ゆーねちゃん!たくさん泳ごーねー」

「姫かわいいじゃねえの〜」

「はやくいこーぜ」


口々に私に返してくれる。


ふふ、なんかおもしろい。


クスクス笑いながら
私は尚の後ろに飛び乗る。

「何笑ってんだ?」

尚が不思議そうに私に
聴いてきた。

『なんでもない』


ふふ、楽しみすぎて笑がこぼれるなんて

何年ぶりかな?