空歌 -そらうた-






引越しを済ませて

ゆーねちゃんが遼さんたちの
ところにいるときに
乃亜と晴に話しかけた。


「いきなり引っ越して、ごめんな」

無理させちゃったかな。

「ううん!だってもうお兄ちゃん、お仕事しないんでしょう?」

乃亜が笑顔で聞いてきた。

もう無理させたくないから、
と言って、ゆーねちゃんは僕が
はたらいていたところと
すべて話をつけてくれて
僕は働かなくてもよくなった。

「うん、そうだよ。」

「よかった!!」

乃亜が安心したように言う。
よかった?

「どうして?乃亜。」

「だってお兄ちゃん、お仕事たくさんで辛そうだったもん。それに、乃亜たちも会えない時間多くて寂しかった。」

少し乃亜がうつむき加減で
つぶやく。

寂しい思い、させてたのか。

胸が痛くなった。