お兄ちゃんたちは挨拶しにいっちゃったし。 お料理もたべてお腹もいっぱいだし。 これからどうしようかな? 「ねぇ、君。1人?」 「えっ、あ…。はい…。」 「俺も1人なんだけど、こんな堅苦しいとこ疲れちゃったから一緒に抜け出さない?」 なんなのこのちょっとチャラい人。 どこかのお坊ちゃま? グイッ 「きゃっ!やめてください…。」 男に腕を引っ張られて会場の外に連れて行かれた。 「いいじゃん。ちょっとくらい」 「ヤダっ!離してっ…!」