「とりあえず声かけてみれば。」 「うん…。」 よしっ! 「あの~……。どちらさまですか?」 「あ~!羅奈ちゃん!やっと帰ってきた~待ってたんだからねー。」 …………。 「亜梨紗さん!?じゃあ、こっちはもしかしてお兄ちゃん?」 「おう、羅奈!久しぶり。あっ、薫も。」 「お久しぶりです。翼さん、亜梨紗さん!あ、じゃ私はこれで。」 「あれ、薫。もう帰んのか?上がってけばいいのに。」 「いえ、じゃあ、また。また明日ね羅奈!」 「うん。またね。」