王子様は婚約者



「は?イヤだ…」




「まぁ、俺としてはかけてるほうが都合がいいげど…。」






そう言いながら雅が眼鏡を外した。







「「えっ…?ちょっとあれってほんとに…」」





なにやら周りがざわつき始めた。