「バカ!髪は女の命だよ!
それをこんな風にほったらかしにして…トリートメントしてる?」
「さっぱり」
「だからモテないんだよ傷みまくりのぼさぼさショートヘア!
女子力の欠片も感じないやつだよあんたは!」
委員長の部屋に着くなり批判を浴びる。
言い忘れていたけど委員長の彼氏はキャリア科のエリート。
全部完璧な人生送れてるのね。
「そろそろ彼氏でも作ったら?
ちょっとは女っ気出るかもよ」
「私にはパテがいるからいいの」
「そうやってパティシエに彼女できたらどうすんの、バカ」
「え、それは困る!パテに彼女なんてまだ早い。」
