静かになった体育館の裏で、ハンカチーフとカメオを手に、座りこんだままボンヤリとした。



啓志郎は、ボクを信じてくれたんだ。



ポカンとした心の中に、フツフツとワクワクした気持ちが沸き上がってきていた。