我妻教育〜番外編〜

朝早くから、左都子伯母さま以外の親戚たち(上位の師範)もこぞって我が家に来訪、もしくは電話をかけてきていた。


兄の今後や詳しい状況説明を求めたいのだろう。


インターネットなどで情報が流れるのも早いんだわ。



門前には、カメラを持った記者の姿もあった。


かい潜るように、学校へ行った。



今日は夏休み前の最後の一日だ。



「おはよう」


いつも通り教室に入る。


私の姿を見たクラスメイトたちがザワッとした。


やはり…。

皆、兄の醜聞を耳にしているんだわ。


私は観てないけれど、今朝のテレビでも取り上げられていたようだし…。



いつも通り荷物を置き、教室の花瓶の水を変えて、席についた。


その間、誰も私に対していつも通りに接してくれはしなかった。