我妻教育〜番外編〜

仲間外れにされたとでも思っているのか、ジャンはプリプリとズルイぞ!と唇を尖らせた。


ジャンのことを好意的に見ている白雪は、話に入ってきたジャンを嬉しそうな顔で見つめている。



私は目を伏せて、


「…そうでもないわよ」

と、つぶやいた。



「「??」」


ジャンと白雪は、そろって不思議な顔をした。



「私も、お宅にお邪魔する前と後では、関係はもっと変わるんだろうと思っていたわ。

つまり、当たり前にもっと親しくなるのだろうって。

だけど、そうでもなかってこと」


「そうでもなかったって、どういうことだい!?」



「言うほど仲良くなれてないわ。
会う回数と親密さは別ってことなんだと思うわ」