遊浅くんのお昼寝タイム【短】






すると彼は、うーん…と悩む仕草をした。



いや、そこ悩むのか。




そしてパッと顔を上げた。




「しなくていい。」



「え……って、あ──」



「ん?」




今回ばかりは、わたしが気づくのが遅かった。



…遊浅、頑張ってこい。




「……?」



わたしが目でそう訴えてるからか、彼は小さく首を傾げていた。




が。




彼の身に、影が射した。




ぬっと、野太い声が聞こえる。



「ゆーあーさー…何て言ったのかなー?もう一回言うか?ああ?」




遊浅のギクリとした顔は、かなりレアだったかも。