夜空の星は。

「さい、と…」

「大丈夫かっ?!
血でてんじゃねーかよ!」

めっちゃ心配してくれる。

「大丈…夫だ、よ。」

「大丈夫じゃねーだろっ!
めっちゃ震えてんぞ?!」

言われて気付いた。

「ぁ…」


ーーフワッ

「ごめんな。

すぐにきてやれなくて。

ほんと…ごめん。」

私は斎藤に抱き締められてた。